ビットコインに投資したいけど、値動きが激しすぎて怖い・・・
ビットコインはいつ買えばいいかわからなくてなかなか投資できない。
ビットコインで大損するリスクをなるべく小さくする方法が知りたい!
こんな悩みに答えます。
この記事でわかること
- ビットコイン投資初心者には積立投資がオススメ
- 積立投資とは何か
- ビットコインの一括投資と積立投資の比較バックテスト
積立投資がなぜ良いのか、根拠を詳しく説明します。
この記事を読むと、自信をもってすぐにビットコイン投資がはじめられます。
積立投資自体はとても簡単ですし、一度設定すればほったらかしでできるツールも紹介するので、投資未経験の人でも必ず実践できますよ。
ビットコイン投資のデメリット:暴落時の下落幅が大きい
ビットコインは、値動きが上にも下にもとても大きい、いわゆる「ハイリスク・ハイリターン」の投資対象です。
上昇相場での上昇幅はとてもとても大きいですが、反面、暴落時はものすごく下がります。
もしビットコインを暴落前の天井で買ってしまった場合、暴落で大損するリスクがあります。
たとえば、2017年の仮想通貨バブルの天井で、投資をはじめてしまったとしましょう。
このときの天井の価格は、2017年12月8日につけた2,312,100円/BTCでした。
その後バブルがはじけてBTCは大暴落し、1年後の2018年12月15日に大底を付けました。
そのときは354,350円/BTC、天井からの下落率はなんと・・・ー84%!
そして、2017年12月8日の天井価格を取り戻したのは、大底からさらに2年後の2020年12月17日のことでした。
つまり、このときの天井で一括投資してしまった場合、最大84%の含み損を抱えながら、買値に戻るまで3年間耐え続ける必要があったのです。
普通に考えて、とてもじゃないけど耐えられないですよね。
多くの人はかなり下がったところで投げ売りしてしまうと思います。
こんな下がるの!やっぱ無理!投資なんてやめよう・・・
こう考えてしまっては、投資で資産を増やすことはできなません。
がんばって働いて稼ぐしかなくなります。
なんとかチャンスをつかむ方法を考えてみましょう。
暴落時を狙って買うのはとても難しいという現実
「じゃあ高値から値下がりしているときに買えばいい!」と思いますよね?
たしかにそれができればいいのですが、現実的に暴落時に買うのはとても難しいです。
大底を当てるのは不可能なので、暴落中のどこかで思いきって買う必要がありますが、
暴落しているときは怖くて、99.99%の人は全力買いなんてできません!
少しは買えたとしても全力買いは無理です。
暴落してから少し値上がりしたタイミングも同じです
「見た目は底打ちしたようなチャートになっているけど、またすぐ下がるのではないか(いわゆる”騙し上げ”)」という恐怖に支配されてなかなか買えません。
そうしているうちにスルスルと上がっていってしまい、買えずに終わります。
逆に「値上がりしているときは買わないようにする」というのも、メンタル的にはとても難しいです。
というのも、ビットコインが値上がりしているときは、経済ニュースでは「ビットコインは将来有望」などの明るい情報が流れるようになり、SNSでも「ビットコイン買いました」みたいな投稿があふれかえります。
そんな中では、「自分だけ取り残されるのはマズい」、「乗り遅れるのは嫌だ」と感じと感じることでしょう。
欲望と恐怖をコントロールし、タイミングを測って投資できるようになるには、相当な投資経験・相場観に加え、ある程度の資金的余裕も必要。初心者には向かない投資スタンスです。
対策:積立投資
ようやく本題。
一括投資は危険。暴落を狙って買うのも無理。
ではどうするか?
答えは「積立投資」です。
積立投資は、毎日または毎月、一定の金額分だけ機械的に買い足していく投資法です。
投資用語では「ドルコスト平均法」と言います(有名な言葉なので覚えておきましょう)。
一括投資は一度に資金を投入するので、暴落をもろに食らいます。
一方、積立投資は資金を分散して投入するので、暴落をもろに食らうリスクを減らせます。
たとえば、上の図で2か月目に50%の暴落が来た場合、
・一括投資・・・5万円分買ったビットコインすべてが50%下落
・積立投資・・・2万円分買ったビットコインは50%下落するが、残りの現金3万円は無傷
積立投資では3か月目以降、ビットコインを下落後の安い価格で仕込めるというメリットがあります。
これについて、以下で詳しく説明します。
ビットコインの一括投資と積立投資のバックテスト(天井付近で投資スタートした場合)
ここで、一括投資と積立投資の暴落耐性を数字で比較するために、過去の値動きを使ってバックテストをしてみましょう。
2017年バブルの天井から、暴落を経て元の値段に戻るまでの期間(=2017年12月8日から2020年12月17日までの1106日間)に一括投資をした場合と積立投資をした場合のリターンの推移を比べてみましょう。
バックテスト条件
・投資期間:2017/12/8~2020/12/17
・積立投資では、毎日1,000円分のビットコインを始値(0:00時点の価格)で購入
⇒投資終了時点での最終投資額は、1,000円/日×1106日=1,106,000円
・一括投資では、上と同じ1,106,000円分のビットコインを2017/12/8の始値で購入
・いずれも日々の終値(23:59時点の価格)で評価額を計算
・購入時の手数料・スプレッドは無視
この条件で投資すると、以下の結果になります。
一括投資は当然、ビットコイン価格チャートと同じ動きになっています。
一方、積立投資は、最大損失率が-56%とかなり抑えられているのに加え、なんと最終損益率が+190%、つまり元本が3倍近くに爆上がりしています!
これは、ドルコスト平均法を使うと「安いときはたくさん買い、高いときは少しだけ買う」という理想的な状態が、何も考えず積み立てているだけで作り出せるからです。
暴落時だけ狙って投資しようとしても、こんなにうまくいきません。
「相場がどんな状況でも機械的に一定金額を買い足していく」というルールがあるからこそ、安いときに買うことができるのです。
つまり、暴落後の底値付近で大量に買うことができたため、暴落前の価格に戻ったときにそれが大きなリターンをもたらしたのです。
一括投資では暴落は恐怖ですが、積立投資では暴落はチャンスなのです!
ビットコインの激しい値動きは積立投資に最適
先ほどのバックテストで、ビットコインの価格が仮に3年間ずっと同じだったとしたら、結果はどうだったでしょう。
もちろん、一括投資も積立投資もリターンはずっと±0%です。
このことから、値動きが少ない商品では積立投資のメリットはそれほど大きくないと言えます。
ビットコインのように値動きの激しい投資対象でこそ、積立投資のメリットを最大限活用できるのです。
もちろん、上のバックテストは、「バブルのピークで投資した場合」という一括投資で取りうる最悪のケースです。
逆に、相場が右肩上がりのときには、一括投資の方が積立投資よりもリターンが大きくなります。
しかし、このリターンの差を狙うよりも、積立投資によって
- 損失を抑えられるので、ろうばい売りしにくくなること
- 暴落時になすすべなくおびえるのではなく、むしろ安く買えて大きなリターンを狙えること
の方が、はるかに重要だと私は思います。
「Coincheckつみたて」でほったらかし投資
ビットコインの積立投資をするなら、コインチェックの「Coincheckつみたて」というサービスがオススメです。
積立投資で一番大事なことは「止めずに継続すること」。
逆に最悪の行動は、いざ暴落が来たときに「もっと下がるかも?いったん待つか」とか余計なことを考えて投資を止めてしまうこと。せっかくのドルコスト平均法のメリットが活かしきれず、リターンが小さくなってしまう可能性があります。
こうならないよう、自動で投資されるようにしておくべきです。
Coincheckつみたてを使うと、
- 積立タイミング(毎日or毎月)
- 積立金額
などの条件を設定しておくだけで、あとはほったらかし。
銀行口座からの自動引き落とし(振込手数料無料)で、ビットコインを積立投資してくれます。
ビットフライヤーなど他社でも自動積立サービスを提供しているところもありますが、取引所の口座に事前に入金しておかなくてはなりません。
振込手数料がかかることに加え、入金忘れに気を付ける必要もあり面倒です。
低コストで完全ほったらかし投資がしたいならコインチェックが最適です。
Coincheckつみたての設定方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
>>【簡単5分】コインチェックで月1万円から積立投資をはじめる方法【ほったらかし投資】
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まとめ
ビットコインの暴落が怖い人はとくに、ビットコイン積立投資がオススメです。
ポイント
- 一括投資は暴落に弱い
- 暴落時を狙って投資することはメンタル的にとても難しい
- 初心者は暴落に強い積立投資がオススメ
- 積立投資(ドルコスト平均法)なら暴落は利益の源泉(チャンス)
- 振込手数料無料&自動で積立できる「Coincheckつみたて」がオススメ
Coincheckつみたての設定方法は、以下の記事で解説しています。
>>【簡単5分】コインチェックで月1万円から積立投資をはじめる方法【ほったらかし投資】
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